家を建てる！ハウスメーカーｏｒ工務店　どちらが良いの？

売買

「家を建てよう！」施工業者はどこにしようか・・・

「家を建てよう！」となった時に、施工業者をどこにするのか、は一番の関心事かもしれません。

その代表的な「ハウスメーカー」や「工務店」はいったいどちらが良いのか、どのような基準で選べばよいのか困って

しまうかたも多いのではないでしょうか。

ここでは、ハウスメーカーと工務店の違い、それぞれのメリット・デメリットを考えていきます。

ハウスメーカーと工務店の違い

まずはそれぞれの特徴を紹介します。

「ハウスメーカー」とは

ハウスメーカーは基本的には全国展開をしており、部材の生産から設計、施工までシステム化が

なされています。また、土地探しや資金計画、アフターサービスまで家づくり全般に渡るサービ

スを行っています。広範囲な営業網を持ち、モデルハウスの展示場を開いて、建売住宅から

こだわりの注文住宅まで提供する大手建築会社のことです。

商品として企画されたラインナップの中からお好みのタイプを選んで一定の範囲で家をカスタマイズ

して作ることになります。・・・「チョイス型」

「工務店」とは

工務店はハウスメーカーより営業範囲は狭く、地元に密着した建設会社です。

依頼者の好みにあわせて設計や施工をしてくれるため、一棟一棟が全てオーダーメイドとなり

ます。・・・「オーダーメイド型」

工務店には大きく２タイプあり、地元で営業する工務店とフランチャイズに加盟している工務店

です。見分け方はフランチャイズでは『〇〇ホーム』などの通称に工務店の名前が入っています。

なお、両者の違いは、フランチャイズの方がロイヤリティの分だけ割高ですが、デザイン・技術の

共有で安定した住宅造りが期待できます。

★ハウスメーカーと工務店の違い★
	ハウスメーカー	工務店
価格面	建材や製品の企画を揃え、大量生産により原価コストは抑えられるが、宣伝・営業費で最終的にコスト高になることがある。	同じ土地に同じ家を建てるなら、ハウスメーカーより価格は低く抑えられる場合あり。ただし、拘ればこだわるほどコストは膨らむ。
対応エリア	全国規模	地域密着
プランの自由度	チョイス型メーカー毎に用意された様々なプラン・建材・設備から選んでカスタマイズしていく。	オーダーメイド型柔軟性があり間取・内外装・設備など自由に対応できる。
工期の長さ	短い工場生産している事や、資材の調達から施工までシステム化がなされており、効率的に進められるので短い。	長い現場で資材の加工から始めるため、期間は長くなる。規模やプランによっても変動あり。
施工の精度	建築部材を工場生産しているため、均一な品質が保たれている。	職人の腕によって、精度にバラつきあり。利用者の口コミなどを調べて評判をチェックしておくと良い。
内見	全国的に展開している建売会場や展示場でモデルハウスの内見可能	内見できるサンプルがほとんどないので、詳細チェックが難しい。しかし細かく相談に乗ってくれるところが多いので気になることは打合せを。
アフターメンテナンス	定期点検や無料修理期間など整備されている会社がほとんど。	会社によるので、事前に調べる必要あり。　　手厚いアフターサービスをサービスポイントにしている会社もあり。