家を購入する時、マンションと戸建のどちらを購入した方が良いのか悩む方は多いのではないでしょうか。
何を基準で選べば良いのかわからず、中には購入できずにいる人もいるかもしれません。
この記事では、マンションと戸建のどちらを選べば良いのか詳しく解説していきます。
マンションと戸建のどちらが良いのかは一概には言えません。
重要なのは、家に対して何を求めるかで決まります。
その判断がつきやすいように、以下ではマンションと戸建のメリット・デメリットについて説明していきます。
マンションと戸建ではそれぞれメリットデメリットがあることを分かっていただけたと思います。
駅からの距離や利便性を考慮すればマンションの方が良いと考えられますし、落ち着いた空間で過ごしたいと思えば戸建の方が良いと思います。
マイホームは人生最大のお買い物です。
となれば、当然コストの計算をしっかりしておくのも肝心。
同じ価格で購入したマイホームでも、一戸建てとマンションでは次のようにランニングコストが違ってきます。
まず、マンションには様々な費用が発生します。
マンションによってコストに差がありますが、相場として毎月3万円ぐらいは最低でも必要で、年間36万円以上は見ておきたいところです。
そのほかに、固定資産税に数十万円、火災保険に数万円かかりますのでトータル50万円ぐらいは超えてしまうでしょう。
一方、戸建て住宅の場合は修繕費が都度発生しますし、火災保険料や固定資産税もかかりますので、ここはマンションと同等くらいの費用を見積もっておきます。
ただし、管理費や駐車場代が不要になりますので、マンションと戸建て住宅では月ベースで2万円強、年20万円以上、戸建て住宅の方が費用が安くなる可能性があります。
戸建て住宅の場合、土地には路線価に応じた価値がつきます。
基本的に土地価格が大きく変化する可能性は低いため、50年後・100年後でも資産価値が残ります。ただし、建物は30年程で資産価値がなくなるのが一般的です。
一方、マンションの場合は土地を住居者で按分するため、高層マンションになるほど土地の所有面積が小さくなり、資産価値が目減りすると考えてください。しかし建物の価値においては、ちゃんと修繕工事を行うことで50年間ほど残ります。
購入20年後の資産価値で比較しますと、マンションは購入価格の40%ぐらいまでダウンします。
戸建て住宅では建物が85%ダウンとなりますが、土地価格は経年劣化しませんので、その分資産価値が維持できます。
どちらが資産として魅力があるかはケースバイケースです。
売却ニーズや賃貸ニーズを考慮すればマンションが有利かもしれませんが、50年・100年スパンで残すとなれば戸建て住宅が優れているかもしれません。詳しいことは、専門家のアドバイスが参考になるでしょう。
今回は、家を買う場合、マンションと戸建住宅のメリットやデメリットについてご紹介しました。
「どちらが良い」というわけではないので、暮らしていく上で優先させたい部分を考慮し決める方が良いでしょう。
また、実際にそれぞれを購入して暮らしている友人や知人の話を参考にしてもいいかもしれません。
不動産会社に相談して、数多くの事例を参考にご検討されるのも良いでしょう。
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