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不動産会社の選び方

「不動産会社の選び方」について詳しく解説!

不動産会社ごとに扱う物件やサービスが異なり、選び方次第で満足度も大きく変わります。


選ぶ基準がわからず迷う方も多いでしょう。
今回は、不動産会社の選び方をわかりやすく解説します。

不動産会社には大きく3タイプある

不動産会社を選ぶ際にぜひ覚えておいていただきたいのは、ほとんどの物件情報は「レインズ」という国が指定した共通のデータベースに登録されているため、どの不動産会社でも基本的に同じ物件を紹介できるということです。

つまり、特定の会社だけが扱う特別な物件はあまり多くありません。

そのため、物件選びと同じくらい重要なのが、「どの不動産会社に相談するか」という点です。

不動産会社によって対応の丁寧さや提案の質、交渉の柔軟さには違いがあり、信頼できる会社を選ぶことで、より安心して満足のいく取引ができるでしょう。

不動産会社には「大手」「フランチャイズ加盟店」「地域密着型」の3つのタイプがあり、それぞれに特徴や強みがあります。

①地域ごと支店を展開する大手不動産会社
②近隣エリアで連携するフランチャイズ加盟店
③古くから地元で営業している街の不動産会社

①大手不動産会社

メリット
全国を広くカバーしているため、エリアの選択肢が豊富
取り扱い物件数が多いので、幅広い条件で探しやすい
住みたい街がまだ決まっていない人に特におすすめ
●さまざまなエリアを比較しながら
徐々に条件を絞り込みたい人に最適
デメリット
地域ごとの細かい情報や事情には弱いことがある
●「この街のこのエリア」といった
ピンポイントなニーズには対応が甘い場合もある
大手不動産会社は「広く探したい人」にとっては強い味方ですが、
「このエリアに詳しい担当者がいい」という人は、地域密着型の不動産会社も検討するとよいでしょう。

②フランチャイズ加盟店

メリット
地域密着型のサービスを提供している
近隣エリアの情報共有や横のつながりが強く、地元情報に詳しい
地元で探したい人、エリアに詳しい担当者を求める人におすすめ
●大手の
ノウハウやシステムを活用しているので安心感もある
デメリット
オーナーとの細かい交渉や自社開発物件の取り扱いは少ない
対応が画一的になりやすく、柔軟な提案に欠けることがある
細やかな対応や特別な交渉を重視する人にはやや物足りない可能性がある
「地元に詳しい担当者に相談したい」「地域密着の情報を重視したい」という方にはぴったりですが「交渉力や柔軟な対応」を重視する人は注意が必要です。

③街の不動産会社

メリット
長年その地域で営業しているため、地域情報に詳しい
例:周辺環境、生活事情、学区、治安など
オーナーとの関係が密接
→価格交渉・条件調整など柔軟な対応が可能
細かい希望条件に丁寧に応えてくれる可能性が高い
●「
この街のこのあたり」といったピンポイントな希望がある人におすすめ
デメリット
取り扱い物件数が少ない場合がある
少人数での営業が多く、タイミングによっては対応が遅く感じることも
効率的に多くの物件を見たい人には不向き

不動産会社選びで知っておくべき3ポイント

①仲介手数料「無料・半額」のキャンペーンには要注意

引っ越しシーズンの春になると、「仲介手数料無料」「手数料半額」といった宣伝が増えます。

一県お得に感じるかもしれませんが、実は注意が必要です。

不動産会社にとって、仲介手数料は利益の柱ともいえる重要な収入源です。

基本的には、家賃1ヶ月分程度の仲介手数料を確保するのが一般的です。
それにもかかわらず手数料を大きく割引いてる場合、その分をオーナーから「広告費」「報奨金」として受け取っていることがあります。

つまり、手数料が安く見えても、実際にはその分が家賃や販売価格に上乗せされている可能性があるのです。

結果的に、表面的な割引に惑わされて、トータルではあまり特になっていないというケースも少なくありません。

仲介手数料の割引には裏側の仕組みがあることを理解し、総額で見て本当に納得できる取引かどうかをしっかり確認するようにしましょう。

②物件で客寄せをする不動産会社には要注意

中には、実際には売りにも賃貸にも出していない「目玉物件」を大々的に宣伝し、来店を促す手法を使う不動産会社も存在します。

このような物件は「釣り物件」と呼ばれ、実際に問い合わせてみると「すでに契約済み」「商談中」と言われることがほとんどです。

こうした手口では、来店後にレインズに登録されている大量の物件を巧みに紹介し、なんとか別の物件で契約に誘導しようとします。

もし、魅力的すぎる物件に問い合わせた際に、すでに終了していると言われたら、「釣り物件」の可能性を疑い、その会社の対応に注意を払うことが大切です。

信頼できる会社であれば、実際に紹介できる物件のみを誠実に案内してくれるはずです。


③入居時の火災保険は「選べない」ことがある?要注意!

賃貸契約の際、火災保険やハウスクリーニングなどのオプション契約を、不動産会社から案内されることがありますが、本来こういったサービスは、契約者自身が自由に選べるのが原則です。

しかし中には、割高な保険や清掃サービスを「必須」として強制的に契約させるケースも見られます。
このような場合、実際には不要な費用を負担させられている可能性もあり、注意が必要です。

不動産会社は、コンビニよりも数が多いと言われるほど存在しています。


それぞれが独自のスタイルで仲介サービスを行っている一方で、中には利用者にとって不利益となる対応をする会社もあります。

だからこそ、「物件選びの前に、不動産会社選びを慎重に行うこと」がとても大切です。
信頼できる会社を見つけることで、安心して住まい探しを進めることができます。

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